
サスティナビリティ
FORZA10にとって、持続可能(サスティナビリティ)であることは単なる選択肢ではなく、ブランドのあり方そのものだと考えています。それは 製品のパッケージや原材料の選択、加工方法から始まる、意識的な決断の果てしない連続なのです。

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原材料
ソルガムは、一般的なトウモロコシ、小麦、米よりもはるかに持続可能性が高いため、近年再評価されている古代の穀物です。まず、ソルガムは極めて耐乾性が高く、同種の穀物よりも30%少ない水で生育できます。このため、乾燥地帯や水不足の地域での栽培に最適です。さらに、その回復力と適応力により化学肥料の使用量が少なくて済むため、土壌や水の汚染など、栽培による環境への影響を低減することができます。 鉄分、抗酸化物質、ミネラルを豊富に含むソルガムの栄養価は、人間や動物の栄養源として、健康的なグルテンフリーの選択肢となります。 ソルガムの栽培を促進することは、作物の多様化に貢献し、より持続可能な農業慣行を奨励することにもつながります。
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当社の製品の多くは、魚を主原料としていますが、魚であれば何でもよいというわけではありません。私たちは主に小型の青魚を使用しています。これらの魚はオメガ3脂肪酸が豊富なだけでなく、食物連鎖の下位に位置しているため、大型魚に比べて体内に毒素や重金属が蓄積しにくいという利点があります。さらに、青魚は比較的豊富に生息しており、サステナブル(持続可能)な資源でもあります。特にイワシやアンチョビなどの小魚は繁殖力が高いため、適切に管理された漁業であれば、環境への負荷を抑えながら安定的に利用できる再生可能な食材です。

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当社の食材は遺伝子組み換え作物(GMO)不使用です。これもまた、持続可能性に大きく貢献する選択肢です。単一栽培を避け、地元の品種の栽培を奨励することで、生物多様性の保全、天然作物の遺伝子汚染の回避、生態系の保護に貢献しています。また、農村コミュニティの強化と経済・文化的な自立を支援することで、地元の伝統的な農業慣行を支援しています。

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研究と生産
私たちは、製品の開発・製造・安全性テストといったすべての工程において、動物実験を行っていません。この方針は、すべての命に対する責任ある姿勢を示すものであると同時に、持続可能性への取り組みにもつながっています。
動物実験には大量の水や飼料、スペースといった資源が必要であり、その過程では生物学的・化学的な廃棄物も発生します。一方で、近年の技術進歩により開発された代替手法は、環境への負荷が少なく、科学的研究におけるエコロジカル・フットプリント(人間の活動によって生じる環境負荷)を抑えることが可能です。
私達はForza10の生産拠点をパドヴァ県のバニョーリ・ディ・ソプラにある卓越した製造工場に集約しました。これにより、製造活動による影響を大幅に削減することができます。